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自分で出来る?

挑戦してみるのも一つの方法?
ピアノの調律と言えば高い技術と勘が必要な作業です。なにせ専門のピアノ調律師という人達が居るほどなので多くの方はそう考えているでしょう。しかし、自分でピアノの調律がもし可能であれば、自分好みのピアノの音に調整が出来るのではないか、と考える方も同じくらい多いと思います。しかし、ピアノの調律というのは決まった通りにやれば期待通りの音になるというものでもないのです。

勘が物を言います
ピアノの調律は、200本を超える無数の弦の一本一本を、少しずつ緩めたり、締めたりして音を調節しています。長年使用したピアノは弦が緩み、最初の音とは少しずつ変わっていってしまいます。高い音が少し低い音に、低い音はより低い音にとなると、同じ曲を演奏しても感覚が違うので練習も行いにくいでしょうし、まして演奏会などに使われるピアノでは致命的なことです。また、弦の張り方だけでなく、弦を叩くハンマーの摩耗具合も音に影響してきますし、設置されている場所やピアノを引く頻度などにより少しずつ調律の方法や力加減も変わっていくというものです。

電子チューナーもありますが…
実は、ピアノの調律に使うための電子チューナーという機器も販売されており、これを使えば200本以上の弦を素早く調整できる、と言われていますが、同じ音の弦でも少し緩めたものと締め込んだものを混在させて音に味わいをもたせたり、設置された環境の室温や湿度を考えながら調律を行うというのは、かなりの熟練を要します。やはりピアノの調律はプロの調律師に任せるのが一番確実なのではないでしょうか。