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古いピアノと害虫被害

【古いピアノの存在】
「小さい頃ピアノを習っていたので家にピアノがある。習っていたころは年1回はピアノの調律をしてもらっていたけれども、誰も弾かなくなった頃から放置してある・・・」というお宅は少なくないと思われます。ピアノの調律は、1回約1万円強かかりますから、使用しないピアノの調律代を支払うのは勿体ないと思われるのは仕方のないことでしょう。しかし、日本のピアノは海外でも人気の高い優れた楽器です。きちんとメンテナンスを行えば何十年と使用できるのがピアノです。

【ピアノの調律の重要性】
ピアノには木材や金属、皮革、フェルト、プラスチックなどが使用されています。長年放置されているピアノ内部には埃が溜まり不衛生な状態ですので、害虫が発生する危険性が高まります。ピアノを構成している部材、特に木材は害虫にとって格好の餌です。ひどい場合にはネズミによる被害を受けることもあります。こういった害虫などからピアノを守るためにもピアノの調律は欠かせないのです。ピアノの調律は、ただ単に音を合わせているだけではありません。ピアノ内部のチェックも行っているのです。

【古くなったピアノを守るために】
ピアノを害虫などの被害を絶対に受けないように保護するのは、とても難しいです。しかし、人が使用している間は害虫が発生しにくい傾向にあります。人が使用しなくなり放置されたピアノは、害虫にとっては恰好の餌場です。何しろ、周囲を囲まれた安全な箱の中に餌がたくさんあるのですから。ピアノの内部で発生した害虫は、時が経てば外へ進出し、家屋に危害をもたらす恐れもあります。
たとえ使用しなくなったとしてもピアノはデリケートな楽器です。ピアノの調律だけでも続けられることをお勧めいたします。