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ピアノの音色のために冬にできること

ピアノの調律の頻度は多くない
ピアノを持っていらっしゃる方は、定期的にピアノの調律を業者の方に依頼されていることとは思いますが、その頻度は人によって多少の差はあれど、平均すると1年に1~2度という方がほとんどだと思います。こうして見ると、ピアノはちょっとしたことで音が変わってしまうのに案外低いのではと思われる方も多いのではないでしょうか。しかし、ピアノの調律をするとなるとやはり大がかりな作業になるので、そんなに頻繁に行なうことは難しいということも事実。少しでもピアノの音程が変わらないようにするために、日頃からできることにはどのようなものがあるのでしょうか。

音が変わる最大の原因とは
ピアノの音色が変わってしまう原因となるのは、ピアノが置いてある部屋の「温度と湿度の変化」。ピアノの部品となるフェルトや木材といったものはこの2つの影響を多大に受けてしまうので、常に快適な状態を保つということが何よりも重要になります。そのような理由から、これから寒い冬の季節を迎えるにあたってもっとも注意していただきたいのは、ピアノの部屋での暖房機器の利用方法。ピアノの乾燥しすぎを防ぐために暖房機器からの風がピアノに直接当たらないようにするということは何よりも心がけていただきたいことです。ピアノの反響板などが乾いて収縮することになり、ピッチが下がってしまうだけでなく、ピアノそのものが壊れてしまう原因となります。

キーワードは「適温・適湿」
このように、ピアノの音色を守るためにいちばん注意しないといけないのは、部屋の温度と湿度を最適な状態に保つということが最も重要であるといえます。具体的な数字でいうと、温度は15~25度程度、湿度は50%程度を年間を通して保つようにしてあげることがいちばん良い状態であるといえます。ピアノの調律を欠かさないようにすることはもちろん、部屋の温度と湿度の管理にも注意するようにしましょう。