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引越し後の調律も重要な事です

ピアノは環境に左右されやすい楽器です

皆さんはピアノがどのようにして音を奏でているかご存じですか?
ピアノは鍵盤を叩くと、ハンマーが上がって本体の内部に張られた弦を叩いて音を出します。
この際、ピアノの本体を作っている木に音が共鳴することで、弦を叩いた際に発生する音はより大きく、綺麗に
響くようになります。
このような構造のために、ピアノは周辺の温度や湿度、部屋の広さや構造によって音が変わりやすい楽器です。
では、その理由をもっと詳しく見て行きましょう。

木材は周辺環境により変形します

ピアノを形作っている素材は大きく分けて金属と木材の2つになります。この内木材は自然の素材で、多孔質のものです。
周辺の湿度が高ければ、繊維の内部に水分を吸収し、逆に周辺が乾燥してくると繊維内の水分を周囲に放出し、膨張と収縮
を繰り返すものです。
ピアノにとって、これは本体の大きさなどが変わることにもつながり、同じピアノでも異なる環境においてあると、微妙に音が
変わってくると言われています。

だからこそ、調律が必要です
このように、ピアノは素材的に音が変わりやすい楽器ということが分かっていただけたと思いますが、これ以外にも、広くて天井が高い部屋ではより音が響きますし、防音構造か、それとも在来構造の部屋なのかで音は変わります。
ピアノの設置位置を変更した場合は、ピアノの調律の専門家に依頼をして、そのピアノが最も良い状態で音を奏でられるようにされてはいかがでしょうか。

ピアノにとって良い調律、修理

ピアノの調律は良し悪しがある

ピアノの調律にこだわりを持っている人もいます。ピアノの調律にこだわりを持っている人には、ピアノ調律を正しく行うことで、子供に正しい音感をつけさせたい、ピアノ調律を行ってクラッシックと合わせたい、そう思っているのです。
ちなみにピアノの調律を行う際に、周波数というものが存在します。周波数で音は大きく変わってしまいます。
数字が大きくなるほど高い音になり、数字が少なくなるほど低い音になります。
国際基準は440hz(ヘルツ)ですが、クラッシックなどは442hzを上回る周波数を使われているために、
442hzでピアノ調律を行っているピアノメーカーが多く、また442hzにピアノ調律をした時に最も美しく響くようにピアノ自体を作られているために、442hzよりピアノの調律を上げたり下げたりするのはあまり好ましくありません。
中にはレコーディングスタジオなどでも、442hz以外のピアノ調律を断っているところもありますので、一度確認しましょう。

ピアノ調律で気になること

よく、ピアノの一番高い音と一番低い音の調律のバランスがどうもきちんととれていない気がする、と違和感を覚えている人がいますね。しかしピアノ調律はあえてそうされていることがあります。何故ならピアノは和音を大切にする楽器です。
ギターやハープ、様々な弦楽器がありますが、その中でもピアノは特に単音ではなく、和音を大切にするのです。
ではもしピアノ調律を全ての音を同じ周波数で合わせてしまったらどうなるのでしょうか?
その印象はそれぞれ違うと言われていますが、多くは低い音に高い音が吸収され、鋭さに欠けたような、広がりの無い音になってしまうという人が多いようです。ピアノ調律は実際に弾いた時のことまで考えられているのですね。

ピアノ修理は定期的に

ピアノは大きくも繊細な楽器です。また木製のため、ピアノ修理を怠ると酷い場合は虫やネズミが住み着いてしまうこともあります。また、ピアノ修理を怠ると、部品全体が錆びついてしまい、酷い場合は音が鳴らなくなることもあります。
大切な楽器だからこそ必ず定期的にピアノ修理を行いましょう。