ピアノの調律はこの時期オススメです

ピアノは呼吸する楽器です

ピアノの本体は木材で出来ています。長い間の使用に耐えうる頑丈な木材ですが、実は呼吸していることをご存知でしょうか?
木材の表面には小さな穴が無数に開いていますが、この穴に空気中の水蒸気を吸い込んだり、あるいは周りが乾燥していると吐き出したりしています。
水分を吸った木材はわずかに膨らみます。ピアノの木材についても同様で、ピアノ全体は1年を通じて少しずつ大きくなったり、あるいは縮んで小さくなっています。

人間の目には見えないほどの小さな変化ですが、これが大きな問題になることもあるのです。

長さが変われば音が変わる

ピアノは鍵盤楽器と呼ばれ、鍵盤を叩くことでピアノの内部に張られた弦をハンマーで叩き、音を出します。
音を決めているのは元の長さで、弦が長くなれば低く、短くなれば高い音が出ます。
また、弦が張られている強さも、強ければ強いほどピッチが高くなり、緩いとピッチが下がる傾向にあるようです。
ピアノの調律ではこのピアノの弦の張り具合を調整することでピッチを調整しているのですが、湿度によってこの調整具合は変わるそうです。
ピアノの調律は、ほんの僅かな湿度の変化でも変わると言われていて、乾燥しているときは室内の湿度が低いのでピアノは乾燥し、縮みますし、あるいは梅雨時のように湿度が高い場合はピアノが膨張して膨らみます。
これにより、わずかに弦の張り具合に差がでて、ピアノの音を狂わせる原因になるのです。
そこで、半年に一度ピアノの調律を行うことで、湿度が高い時期、湿度が低い時期のピッチの狂いを防ぎ、ピアノの音が綺麗に、正しく出る状態を保つことが可能です。