引越し後の調律も重要な事です

ピアノは環境に左右されやすい楽器です

皆さんはピアノがどのようにして音を奏でているかご存じですか?
ピアノは鍵盤を叩くと、ハンマーが上がって本体の内部に張られた弦を叩いて音を出します。
この際、ピアノの本体を作っている木に音が共鳴することで、弦を叩いた際に発生する音はより大きく、綺麗に
響くようになります。
このような構造のために、ピアノは周辺の温度や湿度、部屋の広さや構造によって音が変わりやすい楽器です。
では、その理由をもっと詳しく見て行きましょう。

木材は周辺環境により変形します

ピアノを形作っている素材は大きく分けて金属と木材の2つになります。この内木材は自然の素材で、多孔質のものです。
周辺の湿度が高ければ、繊維の内部に水分を吸収し、逆に周辺が乾燥してくると繊維内の水分を周囲に放出し、膨張と収縮
を繰り返すものです。
ピアノにとって、これは本体の大きさなどが変わることにもつながり、同じピアノでも異なる環境においてあると、微妙に音が
変わってくると言われています。

だからこそ、調律が必要です
このように、ピアノは素材的に音が変わりやすい楽器ということが分かっていただけたと思いますが、これ以外にも、広くて天井が高い部屋ではより音が響きますし、防音構造か、それとも在来構造の部屋なのかで音は変わります。
ピアノの設置位置を変更した場合は、ピアノの調律の専門家に依頼をして、そのピアノが最も良い状態で音を奏でられるようにされてはいかがでしょうか。