水没したピアノの修理

ピアノは、住宅に設置されると長くその場所で使われます。様々な家族の出来事にも立ち会いますし、家に何かがあると、その影響も受けます。

東日本大震災での津波はその一例です。
ピアノの設置されていた部屋に津波で海水が流れ込み、横倒しになったり、あるいはそのまま流されてしまったピアノもあるでしょう。
ピアノの主要な構造は木材で出来ています。海水を吸い込んで膨潤し、表面の塗膜が割れてしまう事もあります。
また、ピアノは通常、横方向の力が掛かることはあまり想定されていませんから、脚が割れてしまったりしたようです。

ピアノの弦は、金属製です。海水をかぶったまま放置すると、瞬く間に錆びてしまいます。そうなれば、元通りの音を奏でるのはかなりの困難を伴うはずです。

海水にかぎらず、ピアノは基本的に水に濡れるのを嫌います。万が一、雨漏り、水害などで水を被ったピアノは、なるべく乾燥させることが必要ですが、だからといってドライヤーやストーブなどの熱風を当てるのはお勧めできません。

急激な湿度の変化はピアノを傷めてしまいます。

デリケートなピアノの場合は、出来れば建物の2階以上など、高い場所に設置すると、水没などの被害から逃れることが出来るのではないでしょうか。

もし、水没してしまった場合は、早めに専門のピアノ修理業者にご相談されることをオススメします。もしかすると、そのピアノにピッタリの修理方法などを立案していただけるかもしれません。